2015年5月 Microsoft セキュリティ情報 (緊急 3件含) に関する注意喚起

https://www.jpcert.or.jp/at/2015/at150012.html

I. 概要

マイクロソフト社から 2015年5月のセキュリティ情報が公開されました。
本情報には、深刻度が「緊急」のセキュリティ更新プログラムが3件含まれています。
この脆弱性を使用された場合、結果として遠隔の第三者によって任意のコードを実行される可能性があります。

本脆弱性の詳細は、以下の URL を参照してください。

2015 年 5 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-may

[緊急のセキュリティ更新プログラム]

MS15-043
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3049563)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-043

MS15-044
Microsoft フォント ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される (3057110)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-044

MS15-045
Windows Journal の脆弱性により、リモートでコードが実行される (3046002)
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-045

MS15-051(重要) の適用により修正される脆弱性を悪用する限定的な標的型攻撃を確認しているとのことです。

II. 対策

Microsoft Update、Windows Update などを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用してください。

Microsoft Update
http://www.update.microsoft.com/

Windows Update
http://windowsupdate.microsoft.com/

III. 参考情報

マイクロソフト社
2015 年 5 月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要
https://technet.microsoft.com/library/security/ms15-may

マイクロソフト社
2015 年 5 月のセキュリティ情報 (月例) – MS15-043 – MS15-055
http://blogs.technet.com/b/jpsecurity/archive/2015/05/13/201505-security-bulletin.aspx

マイクロソフト社
Internet Explorer 上の Adobe Flash Player の脆弱性に対応する更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2755801