Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB15-09) に関する注意喚起

https://www.jpcert.or.jp/at/2015/at150013.html

 I. 概要

Adobe Flash Player には、複数の脆弱性があります。遠隔の第三者は、これらの脆弱性を使用する細工したコンテンツをユーザに開かせることで、Adobe Flash Player を不正終了させたり、任意のコードを実行させたりする可能性があります。脆弱性の詳細については、Adobe Systems 社の情報を確認してください。

Security updates available for Adobe Flash Player
https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb15-09.html

II. 対象

 対象となる製品とバージョンは以下の通りです。

– Adobe Flash Player 17.0.0.169 およびそれ以前
(Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox など)

III. 対策

Adobe Flash Player を以下の最新のバージョンに更新してください。

– Adobe Flash Player 17.0.0.188
(Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox など)

なお、Windows 8 用 Internet Explorer 10、Windows 8.1 用 Internet Explorer 11 および Google Chrome は、標準で Adobe Flash Player が同梱されています。Windows 8 用 Internet Explorer 10 および Windows 8.1 用Internet Explorer 11 は、Windows Update などで最新の Adobe Flash Player が更新プログラムとして提供されます。また、Google Chrome は、Google Chrome のアップデート時に、Adobe Flash Player が更新されます。
詳細は、以下の情報を参照してください。

Adobe Flash Player ダウンロードセンター
https://get.adobe.com/jp/flashplayer/

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2755801)
Internet Explorer 上の Adobe Flash Player の脆弱性に対応する更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2755801.aspx

Google Chrome Releases
Stable Channel Update

http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/05/stable-channel-update.html

お使いの Adobe Flash Player のバージョンは、以下のページで確認できます。

Adobe Flash Player:Version Information
https://www.adobe.com/jp/software/flash/about/

※ Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合でも、Microsoft Office のように、Internet Explorer 用にインストールされている Adobe Flash Player を使用するソフトウエアがありますので、Internet Explorer 用の Adobe Flash Player も更新してください。

IV. 参考情報

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2755801)
Internet Explorer 上の Adobe Flash Player の脆弱性に対応する更新プログラム
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/2755801.aspx

Google Chrome Releases
Stable Channel Update

http://googlechromereleases.blogspot.jp/2015/05/stable-channel-update.html